ウェブサイトの個別のページに必ずある“タイトル”と、そのページの要約として表示される“スニペット”にはウェブサイトに訪れるユーザーが、そのページを発見しやすくなる“キーワード”がなければなりません。

サイトへのアクセスのほとんどは“キーワード検索”によるものです。
インターネットの誕生と同時に生まれた検索エンジンは、日々成長を遂げ、今では人間の頭脳と同じような検索結果を表示させるまでになっています。

単語による検索 ⇒ 複数の単語による検索 ⇒ フレーズによる検索、と検索機能が大幅に向上し、検索データがビックデータとして蓄積され、そのデータに基づき新たなマーケティングや新商品・新機能の開発に大きく関わるようになってきました。
今後も、検索エンジンは「検索するユーザーの求めるものに正確に応えられる」能力を高めていきます。

タイトルやスニペットそしてコンテンツの内容が、よりユーザーの求めるものになっていることは大切なことです。そしてユーザーのニーズに対する適合性を判断する要素としての“キーワードの大切さ”は、検索エンジンが将来もっと成長しても変わるものではありません。

ここでは、ウェブにとって最も重要な要素であるキーワードを、考えたり発見したり作り出したりできる能力を高めるツールについてまとめてあります。
Webコンテンツ作成の際の参考にして下さい。

無料で使えるキーワードツール

キーワードを検討する際にたいへん便利なツールがあります。
GoogleAdWordsの「キーワードプランナー」です。
ところが、以前は無料でも詳細な検討が可能だったのですが、残念ながら現在は、一定の金額以上のAdWords広告出稿実績が無いと、ザックリとした検討しかできなくなっています。
具体的には、正確な検索ボリュームが把握できません。

例えば“冬季オリンピック”というキーワードの検索ボリュームを調べると、答えは「1万~10万」という大変アバウトな結果しか表示されません。

キーワードを選定する場合に検索ボリュームを知ることは大事なことです。PPC広告による集客を採用している場合には、「キーワードプランナー」の活用は出来ますが、そうで無い場合には代替ツールがほしいところです。

Googleが提供している「Googleトレンド」ならキーワード比較も

Googleトレンドは無料で使えるキーワードツールです。

キーワードプランナーのように検索ボリュームを数値で表示はしてくれませんが、複数のキーワードを比較する方法で検討してみると、キーワード候補がいくつかあるような場合、ターゲットにするキーワードを絞る為の判断材料になります。

下の画像は「人形」に関して複数のキーワードで比較したものです。

「人形」と「ひな人形」とのボリュームの違いとか、季節による検索ボリュームの変化といったことが把握できます。

詳細なキーワード検討は「キーワードウォッチャー」

キーワードウォッチャーは無料バージョンと有料バージョンがあるキーワードツールです。
無料プランは月間利用回数は20回まで、調べたキーワードに関連キーワードを含めて20個の検索ボリュームが数値で表示されます。検索データは過去1ヶ月分です。

キーワード

有料プランは

  • ライトプラン:月額2,000円+税、利用回数500回、表示件数100件、検索データ過去3ヶ月分
  • ゴールドプラン:月額20,000円+税、利用回数500回、表示件数100件、検索データ過去13ヶ月分

無料プランでやってみて、コスパがよければ有料プランに切替えてもいいかなとおもいます。
有料プランの詳しい内容は 》》 キーワードウォッチャー へ。

検索ボリュームをざっくりと把握「キーワード検索数 チェックツール」

キーワード検索数 チェックツールは検索ボリュームを数値で表示してくれる無料のツールです。

キーワード

複合キーワードはボリュームが少ない為、検索結果が表示されないことが多いのですが、2,000回程度のボリュームがあれば、表示されています。

  • 「Googleトレンド」でキーワード候補を絞り込む
  • このツールでボリュームを数値で把握する
  • 「キーワードウォッチャー」で関連キーワードのボリュームを確認する

こんな使い方をすると、無料のツールでもかなりキーワードの選定が楽になります。

サジェストキーワードは「goodkeyword」

goodkeywordはメディア別に関連キーワードを調べることが出来ます。

キーワード

ページ内のコンテンツを充実させる為にも、関連情報をページ内に掲載することは読了率を上げ、滞在時間を伸ばすことができます。

関連コンテンツの見出しには、関連キーワードを用いることが有効な方法です。それと共に関連キーワードから追加するコンテンツのテーマを見つけることもできます。

関連キーワードを調べることを習慣にしていると、思わぬテーマを発見することもあります。特に「Amazon」や「YouTube」には、Web検索とは異なるキーワードが並びます。
お宝になる言葉もあると思います。

選定キーワードの使い方

ページのキーワードが決まったところで、どのようにそのキーワードを使っていくかおさらいしてみます。

一つのサイトには複数のページがあります。
ページの中にはコンテンツが豊富なものもあれば、問い合わせフォームのように検索エンジンから見ると重要ではないページもあります。

一つのサイトの中で重要ではないページが多くなると、サイト全体として評価が下がるとも言われています。
逆に、重要なページ=アクセスしてほしいページは、充実した内容で訪れるユーザーの役に立つコンテンツが無ければなりません。そして役立つ内容のページが多ければ多いほどサイト全体の評価も上がります。

キーワードは優良なコンテンツを見つけてもらう目印のようなものです。

ページのタイトルにコンテンツにマッチしたキーワードが無ければ、ユーザーはコンテンツを見つけることは出来ません。
ユーザーに見つけてもらえるように、見出しやコンテンツそしてスニペットを整えるのが大切なことです。

見出しに含まれるキーワード

見出しにはユーザーにページを見つけてもらえる目印が無いと、アクセスは来ません。
ユーザーは知りたいことがあって検索します。検索するキーワードが見出しに入っていないと、検索結果に表示されることはありません。

見出しにキーワードを入れるのは鉄則です。

見出しの文字数もアクセスが集まるページにする為の大事な要素です。
文字の数というよりは、文字数が多い方がキーワードが増える側面があるからです。

「キーワードツール」というタイトルよりも「キーワード選定の役に立つツールとキーワードの使い方」とすると、「キーワード,選定」「キーワード,ツール」「キーワード,使い方」のように3種類の複合キーワードによる検索に期待が持てます。
あとは上位表示されるかどうかという問題がありますが、検索される範囲は広い方がいいと思います。

コンテンツに含まれるキーワード

見出しにキーワードが入っているわけですから、コンテンツにも入っている方が自然です。見出しはコンテンツの内容を短い言葉で要約したものですから入っていない方がおかしいわけです。

では、キーワードを多く使うのがよいかと言うとそうでもありません。
昔は出現率が5%がよい!などと言われていましたが、今は検索エンジンのアルゴリズムは人間並みの能力になっているので、「特定の単語の出現率」でコンテンツの内容を判断するようなことは無いようです。

出現率などにこだわらず、自然な流れの文章とか分かりやすい表現であるとか、コンテンツそのものを丁寧に作っていくことが大切なようです。

スニペットに含まれるキーワード

スニペットはウェブページの要約文のことですが、検索でなにかを調べた時にタイトルの下に表示される部分をいいます。

検索エンジンは検索ユーザーに対して、検索結果を分かりやすくし、表示されたページの中から希望に合うページかどうかを判断する材料として、スニペットを表示してくれています。

ページのコンテンツの中から「検索ユーザーが探している情報」と思われる部分を抜粋して表示するのですが、ウェブ管理者がスニペットとして表示してほしい文章を表示させることも出来ます。

方法としては

  • HTMLを打込むサイトの場合は<meta name=”description” content=””>に文章を書込む
  • WordPressの場合は、テーマによってメタディスクリプションを設定できるようになったものもあり、プラグインで設定するする方法

など二通りの方法があります。

以上、キーワードに関するツールや使い方について基本的なことをまとめてみました。