ウェブサイトへのアクセス数はマーケティングでは極めて大事な指標です。
商品やサービスの売上はアクセス数に比例します。
SEO対策やリスティング広告と、アクセス増の為にかけた時間や費用。
その効果を確かめるツールがアクセス解析です。
アクセス解析ツールとして無料で使えるGoogleアナリティクス。
導入しているウェブサイトは数多いのですが、意外と使いこなすのが面倒と感じている人も多いようです。
使いこなせないGoogleアナリティクスに代わって、使いこなせるアクセス解析ツール「ANATOMY(アナトミー)」というものもあるのですが、ここでは、Googleアナリティクスの機能について改めておさらいをしながら、使いこなす為のヒントをまとめていきたいと思います。

アクセス解析ツールを使いこなす

Googleアナリティクスは繰り返しアップデートが行われおり、直近では「ユーザー」に係わるAIによるデータ分析と指標を与えてくれるようになりました。
これまではアクセス結果を見ても、どんな活用方法があるか具体的なイメージが浮かんでこなかったのですが、マーケティングツールとしてウェブサイトの改善点を見つけることが出来そうな気がしてきます。
では、GAのメニュー順に見ていきましょう。

「ユーザー」から何を読みとくか

“ユーザー”はブラウザのことを言いますので、パソコンやスマホでウェブ閲覧している個人のことではありません。
同一人物が同一のPCでアクセスした時に、EdgeとChromeを使うとユーザー数は「2」になります。
ところが、1台のPCを3人で共有している時には、3人が時間を別にしてアクセスしてもユーザー数は「1」となります。

*「User ID 」の設定を行うと、同一人物がPCとスマホでアクセスした場合、これらのアクセスを関連付けてユーザー数を「1」とカウントすることが出来るようになりました。

参照 》》 User ID 機能について

ユーザーには紛らわしい表現ですが「新規ユーザー」と名付けられたデータが表示されます。新規ユーザーとは過去2年間に一度もアクセスの無かったユーザーのことです。
逆に言うと過去2年間に一度でもアクセスのあったユーザーは新規にはなりません。

*2年間にも意味があってCookieの有効期間が2年間なので、例えばフィルターによって社内アクセスをカウントから除外する方法として、Cookieを利用する場合は、2年以内に再度Cookieを読み込ませる必要があります。

現在はβ版で提供されている機能に注目したいと思います。

  • ライフタイムバリュー
  • コホート分析

ライフタイムバリューとコホート分析

1ユーザーあたりの様々なデータが取得できます。

  • セッション時間と
  • セッション数
  • ページビュー数
  • トランザクション数
  • 収益
  • 目標完了数

これらの指標が集客参照元や集客キャンペーンごとに調べることができます。
データは平均値ですが90日間の変化を確認できるので、サイトの大幅なチューニングなどをした時などの検証に便利です。

更にリスティング広告を入れた場合に、ユーザーの行動がどのように変わるかといった視点で分析することにも役立ちます。

アナリティクス

コホート分析はライフタイムバリューの結果と併せてサイト分析に使います。

新規ユーザーが翌日以降もアクセスしてくる割合を知ることが出来ます。
集計する期間は7日間~30日間まで1週間刻みで設定できます。

サイトの性格上リピーターが多くないサイトではあまり意味が無いと思いますが、リピートの高いサイトでは注目したいデータです。

アナリティクス

インタレストの「アフィニティカテゴリ」と「購買意向の強いセグメント」

ユーザーの関心をカテゴリ別に集計したデータと、購買につながる可能性のある関心テーマが「アフィニティカテゴリ」と「購買意向の強いセグメント」から把握できます。

アナリティクス

アナリティクス

不動産関係のサイトなのですが、「フード&ダイニング」とか「旅行」「アパレル&アクセサリ」といったマッチしそうもないデータもありますが、学習効果が上がるともう少し精度の高い結果になると思います。

「集客」から何を読みとくか

自然検索からの集客については、検索クエリのキーワードのほとんどが明確にならないので、リスティング広告による効果を「AdWords」で確認するのが、このメニューのメインの使い方になります。

リスティング広告を使用していないサイトの場合、最も注目するのが「参照元/メディア」だと思います。

検索エンジンからのアクセスが多いのか、ブックマークやSNSからのが多いのかによって、サイトの作りやページの作りは変わってきます。

参照元を見る場合に、ひとつ気をつけたいポイントがあります。
それが「(direct) / (none)」に分類されるデータです。

「(direct) / (none)」は参照元が無いというケースですので、次のような場合があります。

  • ブックマークから
  • メールマガジンから
  • セキュアなサイトから
  • スマホアプリから

などからのアクセスの場合にノーリファラーとなるのですが、Googleでは集計する期間の範囲で、アクセスがあったユーザーの過去のデータを読み取り、過去に検索エンジンや外部サイトなどの参照元があった場合には、ノーリファラーとせず、過去のデータによる参照元を表示するようになっています。

その為、他のアクセス解析のデータやSearchConsoleのデータよりも、ノーリファラーのユーザー数が少なく表示されますので注意しなければなりません。

organic検索からのアクセスを重視しているサイトでは、「ユーザー」にはノーリファラーのアクセスデータが含まれているので、新規ユーザーの割合に注意したいですね。

「行動」から何を読みとくか

行動メニューでは、サイトを構成する個別ページやディレクトリ別のコンテンツが、ユーザーの期待に沿ったものかどうかを判断することが出来ます。

「行動」メニューの中でポイントになるのは「サイトコンテンツ」です。ここでは4つのデータを見ることができます。

  • すべてのページ
  • ディレクトリ
  • ランディングページ
  • 離脱ページ

ブログの場合には「ディレクトリ」は「カテゴリ」になり、パーマリンクを「カテゴリ/ページアドレス」に設定している場合は、「ディレクトリ」=「カテゴリ」になりますが、パーマリンクがディフォルトや数字ベースとかタイトルのみになっている場合は、「ディレクトリ」=「すべてのページ」になります。

ページビューの傾向をザックリと把握したい時には、カテゴリ別にページビューを確認できる方が便利なので、WordPressのパーマリンク設定は気をつけたいところです。

すべてのページ、ランディングページ、離脱ページ、それぞれで割合の多いページが同じページになることもあれば、まったく違うページになることもあります。
サイトのテーマや目的などによっても変わってくるので、一概には言えませんが、ランディングページと離脱ページのランキングが同じ場合は、サイト内回遊率を高めた方がよいかもなどの改善点が見えてきます。

コンテンツの質を分析するには「すべてのページ」を見ます。
普通はよく見られているページ順に並びますが、訪問数が多い割に「平均滞在時間」が短いページはコンテンツの質に問題があることがあります。
コンテンツの修正をしてどのように変化するかをテストしてみるのも方法です。

「コンバージョン」から何を読みとくか

アクセス解析の結果を漠然と見ていても、なかなかサイトの改善点はみつかりません。
サイト運営でもPDCAサイクルは大事なことです。

GoogleアナリティクスでPlanにあたるのが「目標」です。

「コンバージョン」メニューで目標を設定し、達成率を確認してサイトの改善につなげるのがコンバージョンの役割です。

サイトの種類によって設定する目標はいろいろあります。

  • 商品購入
  • 資料請求
  • 会員登録
  • 滞在時間
  • ソーシャルボタンクリック
  • 特定ページのPV
  • PDFのダウンロード
  • アプリのダウンロード

商品やサービスの販売など行っていないコンテンツサイトであっても、「滞在時間」や「ソーシャルボタン」のコンバージョン率はコンテンツ改善の大きなヒントになります。

Googleアナリティクスまとめ

Googleアナリティクスの主要な項目だけを取り上げましたが、各レポートの「セカンダリディメンション」を利用すると、様々なパターンのデータを確認することができます。

Googleアナリティクスは奥が深く、そして日々進化していきますので、使い方をマスターすることは簡単なことではありません。
Googleアナリティクス個人資格(GAIQ)がけっこう難しかったりして、とことんまでマスターしようと思ったら1ヶ月ぐらいはかかりそうな感じします。

そうしてマスターした頃にはまた新しい指標が出てきたりして、いつまでたってもアナリティクスをマスターできない状態がつづくことになるかもしれません。

特にリスティング広告を使用してウェブ運営をしている場合には、コスパを上げるためにも実戦的なアクセス解析の運用が欠かせません。

Googleアナリティクスをマスターできるスタッフの育成が難しいとか、今すぐウェブのマーケティング効果を確かめたいという場合には「ANATOMY(アナトミー)」の利用も選択肢です。

「ANATOMY(アナトミー)」とは

ANATOMY(アナトミー)は、Googleアナリティクスの基礎的な知識が無くても利用できる、Googleアナリティスク支援ツールです。

Googleアナリティスクと連携することにより、GAの各データをビジュアルに、より分かりやすく理解することができます。

アナトミーには特徴的な機能があります。

  • 一つの画面でアクセスデータやユーザーのページ遷移がビジュアル化
  • 50以上の分析を自動で行いページの改善点を発見
  • キャプチャを自動保存してページ・サイトの更新履歴を管理
  • リンク切れやリソース切れをページのエラーを発見
  • コンバージョンの高いページを抽出し広告効果の検証を一瞬で

リスティング広告を活用しているサイトには、アクセス解析と広告効果分析が必須です。広告費を無駄にしない為にもアナリティスクを使いこなせる支援ツール「アナトミー」が180日間無料で体験できます。

》》》 アクセス解析ツール【アナトミー】

広告効果解析もできるムーブアクセス

Googleアナリティクスの上位バージョン「GA360スイート」
アクセス解析としては極めて高度な機能を持っています。
しかし、運用するには収益性のあるサイト運営が欠かせません。
月100万円ともいわれる費用負担のできるサイトは限られています。

GA360スイートよりも低額で広告効果解析とアクセス解析ができるツールが、アクセス解析&広告効果測定システム「ムーブアクセス」です。

リアルタイム解析
ページビュー、ユニークアクセス、がページごとに月別・日別・時間別にしかもリアルタイムで集計されます。
アクセス元解析
リンク元や検索キーワードが明確に集計されます。
ページ解析
ページ遷移、滞在時間、ランディングページ、などページの品質管理に役立ちます
広告稼働状況測定
広告のクリック率や成約状況が確認でき広告戦略のPDCAを円滑に進めます
費用対効果測定
設定した広告費用に対する効果測定を把握できます
成約ルート測定
トラッキングルートや閲覧時間の分析により成約ルートの確認と再設計にも役立ちます

複数サイトを1つの管理画面で分析できる、分かりやすさを追及してアクセス解析です。